教育・競争


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教育と競争原理

   教育と競争原理

   子どもの教育に、無理が生じてないでしょうか?子育てを通して
   教育をむしばむ競争原理についてお話をしたいと思います。 
 


子どもには、自由で伸び伸びと育ってもらいたいと、思う一方
周囲の人の期待や思惑の中で親の方も、ついあせったりしてませんか?

いつか子育ての本で読んだ、こんな内容の話を覚えています。

2人の息子がいて、長男は成績が優秀で次男は悪く、長男のPTAに行くのは、楽しみだったが、次男のPTAに行くのは恥ずかしくて嫌だった。

いつも次男ばかりを「人に負けるな」と怒っていたが、
それでもいじける子ではなく、
やさしく人に好かれる子だったらしい。


高校進学の時、弟は言いました。「兄貴は優秀なので国際的に活躍すればいい!俺は実業高校に行って家業を継ぐ!」
と言い、ほんとに家業の酒屋を盛り立ててくれたそうです。


罵声ばかりあびせた次男は親孝行で、今も次男に老後の世話を受けているという内容でした。

母親は、神様はこんなこと、お許しにならないのではと後悔しているという内容の話でした。

ここでちょと私の感想を述べさせていただきます。

この母親はきっと次男にも親としての愛情は充分にそそいでいたのだと思います。

夫婦仲も良く、兄も弟をかわいがり、子どもには豊かに育つ環境だったのだと思います。

でも、悲しいことに、次男は「もっと自分の良い所を認めてほしい」と心の中で叫んでいたと思います。

家業を継ぐという事で、自分を認めてもらいたかったのかもしれない。

ほんとに自分がそうしたくて、その道を選んだことを願いますが・・・。

でも、こういう状況は誰もが多かれ少なかれ陥る競争の罠だと思います。

成績第一主義、競争主義の日本では、起こり得る問題です。

成績が評価の基準になっているのですから、親としては成績ばかりに目がいってしましがち。

クラスで何番目、国語が何点?算数、数学が何点?・・・と親が神経をすり減らしだしたら、
まさに教育が競争原理に支配されている状況だと思いますね。

そういった環境の中に、はめられた子は、自分自身もつかめていない状態で、もみくちゃにされてしまっているのです。


ある教科で、悪い点を取ると「失敗した!負けた!自分は駄目だ!」と落ち込んでしまう。

国語は苦手だけど漢字の書き取りはできるとか、体育は苦手だけど音楽は好き。

などというふうに総合的に自分を判断できなくなってしまう。

競争を早くから強いられると、子どもをコンプレックスのといりこにしてしまいます。

成績のいい子に焦点をあわせると、幅の狭い未来が想像できませんか?

コンプレックスを止めるには、今できなくても、将来必ずできるようになるという次につながる頑張り、努力を体験させることが
大切だと思います。

では、どのように接していけばよいかと申しますと

   子どもの行動に共感してあげることが大切です。
   これは、教育には欠かせないことだと思います。

   小さなことでも共感しほめてあげること!


例えば、子どもが絵を描いていたら、「この花きれいにかけているねぇ、お母さんもこの花好きだよ。」と話かける。

何でもいいんです。大げさにほめなくても良いのです。

共感を示してもらった子どもは喜び、自信を持つようになります。

こんな心づかいの積み重ねが、子どもの自己価値を高めていきます。

自信と誇りを持たせれば、子どもは自分の力を信じて、
頑張ってやっていきます。

こういう言い方をすると若いお母さんから”フルッ(古)”と
言われるかもしれませんが、子どもは天がこの地球上に生きるために授けて下さった‘かけがえのない命’です。

競争原理の中で苦しめることなく、その子が秘めている可能性を引き出してあげてください。 ・・・と祈ります。














































































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